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sanji

俺が一番ヒーローだ!!!

新学期。

それは、しばらく会わなかった友達たちと久しぶりに会う。。。

久しぶりに会うライバルのヤスはどんな雰囲気になってるのだろう。

大好きなエミリちゃんは新学期もかわいいままで、はたまた、グレードアップした
かわいさで、オハヨーっていってくれるのだろうか。。。

新学期、初めての登校日には、少し変わった自分を表現して、
周りとは一歩違った大人らしさを醸し出して、登校したい。
周りに差をつけたい。

夏休みが終わるに近づき、そんな気持ちで過ごした。

俺は不良漫画が好きでちょっとやんちゃで、少し怪我しちゃってるぜ!
っていう感じがワイルドで、憧れていた。
実際、登校日に周りに差をつけるために、少し怪我して絆創膏を張り散らかして
いってやるか。くらいを考えていた。

それが、まさかの結末を迎えようとは思いもしなかった。

登校日の10日ほど前。
夜の9時ころにテレビをみながら爆笑して、だらだらと過ごしていた時。。。
かあちゃんからの突然の指令。

「あんた、まだ風呂はいってないやんね!!はようはいらんね!!」

ちっ

舌打ちしながら、しぶしぶ風呂へ向かった。
脱衣所で、おもむろに服を脱ぎだし、鏡の前で自慢の肉体をマッチョポーズで
ふんっ。っと決めてみて、

「今日も俺の肉体は輝いているぜ」

なんて思いながら、お風呂にどーんとつかってみた。
今思えば、小6で何が輝いているのか、アホやな。

お風呂の中で、、、次の瞬間。
お腹がごろごろごろーーーっと。音を立てた。

やばい。

さっきアイス食いすぎたのと、マッチョポーズが腸を刺激してしまった。

う○こしたい。やばい。

さすがにお風呂の中ではまずいが、一度体を拭いて上がるのが、めんどくさい。
悩んだ末に、適当に体を拭いてトイレまでダッシュでいって、すぐ戻ろう。と思った。

体をささっと拭いて、廊下を覗き、だれもいない。
よし。
ダッシュでトイレまで走った2歩目。

ツルリン

ズデーン!!

ボキッ。

マンガみたいな音をして転んでしまい、右手から着地。
その衝撃で折れてしまいました。

かあちゃんが音を聞きつけ
「なんばしよっとね!!!!」

俺(全裸)
「なんもない!!」

と叫びながら、右手を抑えながら事をすませた。

もうお風呂どころじゃなくなったので、お尻と体をそっと拭いて
かあちゃんのところにいった。
「ごめん。さっき転んで、手折れた。ボキッていうた。」

「なんばしよっとね!!!!!!!!!」

そして、俺は新学期に理想どうりに右手を包帯、ギブスでがちがちにして、
ヒーローのように登校した。

皆から
「どうしたと!?なんで!?」
っと聞かれても、
「ちょっとね。」
と答えた、小6の新学期。

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最終更新日:2017-08-27 20:28

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